成果が出ないときには、考える時間が与えられたと思えばいい

成果が出ないときには、考える時間が与えられたと思えばいい

目標を持って取り組んでみても、なかなか成果が出ない時期ってありますよね?

それでも、ぐっと耐え忍んで努力を続ける、というのが基本ではあるのだと思います。ただ、物事は、目標の達成だけに価値があるのではありません。

今回は成果が上がらない時に何を考えるべきなのかを、考えてみたいと思います。

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釣りは、釣れない時間のほうが圧倒的に長い

釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい

これはノーベル賞作家のアーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961年)の言葉です。

私も釣りが好きで、休日には釣りに行くのを楽しみにしていた時期がありました。

前日の夜には、遠足に行く子どものような気分になって、念入りに釣り道具の手入れをしたものです。

リールに新しいテグス(糸)を巻き取り、針やオモリが十分にあるかを点検し、ルアーの針をヤスリで研いだりします。

私はブラックバス釣りをしていたので、明日のために選んだルアーをタックルケースに並べているだけでも、ワクワクした気持ちになってきます。

そんなこんなで、けっきょくは一睡もすることなく、夜明け前には車で出掛けることになってしまいます(^^;)

魚を釣り上げるまでには一分も掛からない

準備にどれだけ多くの時間を掛けたからといって、必ず魚が釣れるわけではありません。一匹も釣れずに終わる日だってあるわけです。

魚がたくさん釣れた日であっても、釣りをしているほとんどの時間に何をしているのかと言えば、魚がルアーに食い付いてくれるのを「待っている時間」です。

そして、ようやく魚が掛かって、釣り上げるまでには、よほどの大物でもない限り一分も掛かりません

その日、運良く五匹のブラックバスが釣れたとしても、実際に釣っている時間はせいぜい五分足らずなわけですね。

その五分という僅かな時間のために、一睡もせず、丸一日も掛けて釣りに出掛けているのです。

結果が出るまでの時間のほうが、圧倒的に長い

釣りの話をしましたが、人生も似たようなものだな、と思います。「努力をして、結果が出るまで待たされている時間」のほうが、圧倒的に長いのですね。

人間は子どもから成人になるまでには、20年間も掛かります。大学まで行ったら、社会に出るまでには22年間もの年月が掛かっています。

それで一人前になったのかと言えば、そうではありません。そこからが、ようやくスタートなわけです。

五年、十年と仕事を続けていかなければ、社会人として一人前になれませんし、大きな仕事も任せてもらえません。

けっきょく、これは何を意味しているのでしょうか?

目標に達するまでに、どれだけ楽しめたか

子どもを一人前に育てることが、親の「目標」ではあります。しかし、だからといって、産んでから一週間で赤ちゃんが大人に育ってしまったら、どうでしょうか?

親はそれを望まないでしょうし、子どもにとっても、それは幸せなことではありません。

一週間で大人になってくれるならば、子孫繁栄のための効率は良いですが、そんなことのために子どもを産んで育てるわけではありませんね。

これは、物事は「結果」だけに価値があるわけではないということを意味しているわけです。

結果は大切ですが、目標を達成するまでにどれだけ楽しめたか、こちらのほうも重要なのです。

だいたい途中で挫折してしまうのは、やっていて楽しくないからです。楽しめないから、続けられないのですね。

もっと過程を楽しむ努力もしてみよう!

物事は結果だけにとらわれるのではなく、「もっと過程を楽しむ努力をしてみよう!」と考えてみたいものです。

楽しみ」というのは、自然にふっと現れるわけではなくて、努力を伴うものです。意識して探してみる必要があるんですね。

小さな楽しみを見つける

私は釣りに行って一匹も釣れなくても、釣りの合間に風景の写真を撮って、あとで見る楽しみにしていました。

また、お腹が空いて、帰りに立ち寄る店も楽しみにしていました。釣具屋にも寄って、新しいルアーを買い足すことも楽しみでした。

車の中で釣り仲間と語らうだけでも楽しかったです。

一つ一つは小さな楽しみでも、いろんな楽しみがあったから、一匹も釣れなくても、また次の日曜日には釣りに出掛けていたのですね。

もっと価値のあることが見つかることもある

「釣れなかった」という事実にだけ焦点を合わせてしまったら、行かなければ良かった!という話で終わってしまいます。

釣れたか、釣れないか、それだけの味気ない世界になりますね。

人生は、「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤をしている時間のほうが、圧倒的に多いわけです。幸せな人生であったかどうかなんて、本当は死ぬまで分かりません。

釣れない時間にも、楽しむ努力をしなければ、耐え忍んでいるだけで時間が過ぎてしまいます。

焦りの気持ちが出た時には、「釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい」という、ヘミングウェイの言葉を思い出してみてください。

長い目で見れば、簡単に魚が釣れてしまうよりも、もっと価値のあることが得られる場合だってあるのです。

にゃんだふるな「まとめ」

楽しみには、学びも含まれます。成長していく喜びも含まれます。人との触れ合いや、新しい出会いも、大きな楽しみになります。

自分にとって、意味のあるものであれば、それは楽しいことなのですね。スタート地点とゴールの間には、そんな多くの楽しみを加えていきたいものです。